1980-11-13 第93回国会 参議院 運輸委員会 第6号
ここでしようがないから、それじゃ、普通のふろ代は値上げできないから、女の人が髪洗うときは、洗髪料を取ろうという知恵が出てくる。それでもだめだから、男の人が髪洗うのも代金をいただこうというような知恵が出て、ずっと銭湯は非常に苦しい経営をしてきたという、これが国鉄銭湯論の意味なんですね。 ところが私は、まさに素人として今度の国鉄再建法案というのを拝見しますと、その状況というのはまさに銭湯論ですよ。
ここでしようがないから、それじゃ、普通のふろ代は値上げできないから、女の人が髪洗うときは、洗髪料を取ろうという知恵が出てくる。それでもだめだから、男の人が髪洗うのも代金をいただこうというような知恵が出て、ずっと銭湯は非常に苦しい経営をしてきたという、これが国鉄銭湯論の意味なんですね。 ところが私は、まさに素人として今度の国鉄再建法案というのを拝見しますと、その状況というのはまさに銭湯論ですよ。
例の洗髪料の問題で、払うとか払わぬとかいろいろなことが起きておりますが、公衆浴場の適正配置規制についてどのようにお考えか。 最初にこれらの点についてお伺いいたしておきたい。
いま東京の入浴料金は、おとなが三十二円、中人十五円、小人八円、洗髪料五円です。所得税の標準世帯として大蔵省がきめている、夫婦と子供三人の家庭では、一家そろって入浴すると百二十四円かかります。一月毎日入れば三千七百二十円となりますが、一方、自宅にふろのある家庭では、五人入って、追いだきを含めてもガス代が約六十円、水道代は三円三十銭です。都合六十三円くらいです。
入浴料は一三五・八、婦人の洗髪料、これは数字としてはそれほどのものでございません。次の九ページの理容料、散髪料でございますが、平均しまして二一三・四、パーマネントの美容料が一八一・九、映画の観覧料が一八八・六、以上でございます。
たとえば婦女子の洗髪料、これはやめさせる、そうしてかりに料金の引き上げをするならばその中に含めてしまう、こうするつもりである、ああするつもりである、いろいろ御構想もありますれば、私は承わっておきたい、こう思うのであります、